ガバナンスの取り組み

基本的な考え方

日本自動車ターミナル株式会社(以下、「当社」と言います)が行っているトラックターミナル事業は、物流の合理化、道路交通の円滑化等を目的とする極めて公共性の高い事業であり、この事業目的の実現のためには、効率的な施設の整備運用、環境の整備及び安全性の確保を図ることが必要です。これを踏まえ、当社は、法令遵守の徹底、企業倫理の確立及び適切な情報開示による業務運営の適正化を推進しております。

コーポレート・ガバナンス体制

取締役会

当社は、取締役会において法令、定款及び社会規範を遵守し、経営に関する重要事項について審議を行い決議しています。取締役会は、社外取締役を含む取締役7名にて構成されています。各取締役の担当業務につき進捗状況や担当部門の問題点、課題について報告、協議しており、取締役間の意思疎通を図るとともに相互の業務執行状況を監督します。取締役会は、定期的な取締役会のほか、必要に応じ随時開催しています。

監査役会

当社は、監査役制度を採用し、社外監査役2名を含む監査役3名にて構成されます。監査役は、監査役会を随時開催するとともに、取締役会に出席して必要に応じて意見を述べるほか、業務運営の基幹会議である常務会及び業務連絡会にも出席し経営上の全ての重要情報を把握することにより取締役の職務執行についての監査及び法令遵守に対する内部管理の状況についての協議等を行っています。また、監査役は監査法人に対して随時報告を求める等の連携を図っています。

社外取締役及び社外監査役との関係

当社の社外取締役及び社外監査役は、当社と人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

コンプライアンス体制

  1. 取締役会は、定期的開催のほか、必要に応じ随時開催し、取締役間の意思疎通を図るとともに相互に業務執行を監督し、法令、定款等の違反行為を未然に防止しています。
  2. リスクマネジメント委員会の下にコンプライアンス推進部会を設置し、社内規程及びコンプライアンスマ二ュアルを策定する等、コンプライアンス体制を整備しています。また、社内規程及びコンプライアンスマ二ュアルについては、法令等の改正に合わせ見直しを行っています。
  3. 役員及び職員を対象としたコンプライアンス研修を適宜実施しています。
  4. 内部通報窓口を社内及び社外に設置し、情報提供の受付を行っています。

リスク管理体制

  1. 常務会を統括機関として、リスク全般の管理を行っています。
  2. リスクの発生及びリスクが発生した場合の損失の最小化を図るためにリスク管理規程を制定し、当該規程に基づき設置したリスクマネジメント委員会等において、各種のリスクについて対策、検討、審議等を行っています。
  3. 大規模災害を起因とするリスクについては大規模災害対策実施規程に基づき、情報管理に係るリスクについてはセキュリティポリシーに基づき、コンプライアンスリスクについてはコンプライアンス管理規程に基づき管理しています。