社会への取り組み

社会貢献活動

日本自動車ターミナルは、ステークホルダーのみなさまや地域社会との共生を目指し、持続可能な社会の実現に向けた活動に取り組んでいます。

災害対策

事業継続計画基本方針の策定

当社は、物流の合理化、道路交通の円滑化、都市機能の向上に資するため、公共トラックターミナルを運営しています。このトラックターミナル機能の継続性を確保するために、当社は、大規模災害により被災した場合において

  1. ① 従業員とその家族及び施設利用者の安全を確保すること
  2. ② 事業資産の損害を最小限度にとどめること
  3. ③ 非常時に優先すべき業務がより高い水準で継続されるために必要な基本的事項を定めること
  4. ④ 当社の事業継続および都民の生活・安全を確保する広域輸送基地として機能するための対策を総合的かつ計画的に推進すること

を目的として事業継続計画基本方針を策定しています。

日本自動車ターミナル株式会社
事業継続計画基本方針
■基本方針

当社の事業継続計画(Business Continuity Plan 以下「BCP」という。)は、当社の果たすべき社会的使命を充分に認識し、事業継続への平素からの積極的な取り組みを通じ、あらゆるリスクに的確に対応し得る事業継続体制を確立し、維持することを基本方針とします。
具体的には以下に基づき、事業継続力の確保・向上を図るものとします。

  1. ① 危機的状況下において、トラックターミナル施設への被害を極小化する
  2. ② 大規模災害時にも、東京都地域防災計画における広域輸送基地としてトラックターミナルを緊急物資の受入や区市町村の輸送拠点へ輸送するための積替施設として機能させる
  3. ③ 施設利用者及びステークホルダーからの信頼確保に努める
  4. ④ 従業員と施設利用者の安全を確保する
■マニュアルの整備・訓練の実施

本基本方針に沿ってBCPを運用するにあたり、不測の事態が発生した時の事業継続および復旧のためのマニュアルを整備し、計画的な訓練を実施します。

■検証と見直し

事業環境の変化や訓練の結果を定期的に評価し、その結果に基づいた対策計画やマニュアルの見直し、改善を継続的に実施します。

災害時の支援物資輸送拠点として

⽇本⾃動⾞ターミナル(JMT)の公共トラックターミナルは、東京都地域防災計画における 「広域輸送基地」や国⼟交通省の「⺠間物資拠点」としての役割も担っています。 平常時は、都市間輸送及び都市内集配送の拠点として⾸都圏の物流効率化に寄与していますが、⼤規模災害が発⽣した時には、⽀援物資などの輸送拠点となるため、この機能を最⼤限発揮できるよう、ハード・ソフト両⾯から取組を⾏っています。

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

東日本大震災をきっかけにしたハード対策

東⽇本⼤震災の大規模停電の教訓を受けて、当社が運営する各トラックターミナルには、72時間対応の非常用自家発電設備を設置しました。 また、非常⽤通信⼿段として東京都防災無線、MCA 無線、衛星電話設備等を設置し、トラックターミナル機能の維持とターミナル利⽤会社のBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)に貢献できるようにしました。 また被災によるデータの消失を防ぐため、東京から離れた場所にもデータを保管しバックアップを図っています。

板橋トラックターミナルの非常用自家発電設備 板橋トラックターミナルの非常用自家発電設備

総合防災訓練をはじめとしたソフト対策

当社では、災害発⽣時においても公共トラックターミナルとしての社会的使命を果たすことを目指し、本社と各トラックターミナルの全社体制で「総合防災訓練」を実施しています。また、東京都と「災害時における施設使用等に関する協定」を締結しており、東京都主催の「合同総合防災訓練」にも特積事業者と連携し参加しております。これらの訓練を繰り返すことで、役職員の防災意識を高め、速やかな災害対応体制を確⽴しています。

東京都・品川区合同総合防災訓練の様子 東京都・品川区合同総合防災訓練の様子

日本政策投資銀行「DBJ BCM格付」最高ランク取得

株式会社⽇本政策投資銀⾏が発表する「DBJ BCM格付」は、防災および事業継続への取組みが優れた企業を評価・選定し、 その評価に応じて融資条件を設定する世界初の融資メニューです。当社は以下の点を評価され、2014年(平成26年)からこの最⾼ランクの格付を取得しています。

こども食堂への支援

「こども食堂」は、子どもの貧困対策のためだけではなく、地域の交流拠点として地域の子どもたちに食事を提供する地域コミュニティ活動で、現在その数は全国で約9,000箇所にものぼっています。
JMTは、むすびえが掲げるビジョン「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる」に共感し、支援を実施しています。

認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ
  • 1.貧困をなくそう
  • 2.飢餓をゼロに
  • 3.すべての人に健康と福祉を
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

日本ブラインドサッカー協会とのスポ育パートナー契約

日本ブラインドサッカー協会(Japan Blind Football Association、以下「JBFA」)は、ブラインドサッカー及びロービジョンフットサルを統括する中央競技団体で、競技普及・強化活動と並行して、競技特性を活かした健常者向けのダイバーシティ教育プログラムを展開しています。
JMTは、JBFAが掲げるビジョン「視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会の実現」に共感し、支援を実施しています。

ブラインドサッカー体験会の様子
ブラインドサッカー体験会の様子
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 10.人や国の不平等をなくそう
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

社会科見学の受け入れ

社会貢献活動の一環として、地域の小学校による社会科見学を受け入れております。

社会科見学の様子
社会科見学の様子
  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

地域環境の向上

各トラックターミナルでは、地域の美化に貢献するため、テナント事業者様とともに従業員が周辺の区道清掃を定期的に実施しております。

地域環境の向上
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

地域警察、消防との連携

地域と連携した防犯・防災能力向上のため、合同防災訓練やキャンペーン活動等、警察署・消防署とも連携した活動を行っています。

消防署実施の自衛消防活動審査会への参加
消防署実施の自衛消防活動審査会への参加
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 17パートナーシップで目標を達成しよう

トラックターミナル 3つの取り組み

災害に強い
トラックターミナル

災害に強いトラックターミナル

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人にやさしい
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環境にやさしい
トラックターミナル

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サスティナビリティ